ハキダメギク(Galinsogaquadriradiata)はキク科コゴメギク属の1年草で、熱帯アメリカ原産である。漢字表記は掃溜菊、大正時代に東京の世田谷のはきだめで見つかったそうだ。命名者は牧野富太郎とあった。

12月も下旬に入り、暖冬といわれながら、やっぱり寒くなってきた。21日の東京は曇天ながら、最高気温が18℃という暖かさであった。22日は冬至である。昼の長さが一番短くなる。何日か前、土の部分に霜柱の氷柱を見かけており、寒さは確実に訪れている。
この寒さの中で、多摩東公園の剣橋でハキダメギクが小さな花を開いていた。広い橋の両側には幅約15㎝、深さ約5㎝の溝があり、そこでまばらに花を付けている。土はほとんどないが、隙間に根を伸ばしているようだ。西側の溝には15~20cmの高さの株が2個、東側には30㎝を超える株が1個である。
図鑑に記載してある花期は6~11月である。ハキダメギクは夏の頃から、道端などで群生しているのを見かける。橋の上の環境は厳しく、夏の暑さと少雨で枯れてしまい、夏過ぎに芽を出したものが生育して、ようやく花が咲いたのだろうか。
花は枝先に花径約7㎜で、周りに5個の白の舌状花があり、中央部には黄色の筒状花がある。舌状花は先端が3裂している。
葉は対生で、葉身の長さ約4㎝、幅約3㎝、葉柄の長さ約1㎝の卵型で、先が尖り縁には鋸歯がある。






ハキダメギク(Galinsogaquadriradiata)はキク科コゴメギク属の1年草で、熱帯アメリカ原産である。漢字表記は掃溜菊、大正時代に東京の世田谷のはきだめで見つかったそうだ。命名者は牧野富太郎とあった。
北海道から沖縄まで広がっており、畑地ではやっかいな害草となっている。温室に侵入すると、年中開花し、種子を散布して、農業の支障にもなるという。

