スダジイ

スダジイ(Castanopsis sieboldii)はブナ科シイ属の常緑高木で、本州(福島・新潟以南)、四国、九州(南限は屋久島)、済州島である。多摩市には直径が1mを超えるスダジイの巨木が生育しており、東京都や多摩市の天然記念物に指定されている。巨木では根元に板根が観察できる。

5月19日、二十四節気の立花の節気(5月5日~20日)の終盤である。初夏のさわやかな時候のイメージがあるが、昨日、今日と東京も真夏日(30℃)に近い気温になっている。猛暑日(35℃)になる地域も報道されている。

多摩丘陵にある諏訪北公園でスダジイの花が咲いていた。樹高10m以上に大きく生育して樹冠部に花を付けていたが、花の色が黄褐色で新葉と混生してあまり目立たない。

花は雄花と雌花がある。雄花は新しい枝の葉の下部から長さ8~12㎝の花序を付け、ブラシ状に垂れ下がっている。雌花の花序は新しい枝の上部の葉の付け根から上向きの棒状に立ち上がって、小さな粒状の雌花が並んでいる。今年受粉したものは来年の秋に結実して茶褐色の2㎝ほどのドングリ(堅果)ができる。

葉は密生して付いており、互生で平面状に並んでいる。葉身の長さは約8㎝、幅は約4㎝、葉柄は約1.5㎝である。葉の形状は長楕円形で先が細くとがる。葉の裏側は銀白色である。新葉の葉裏は白っぽく見える。

スダジイ(Castanopsis sieboldii)はブナ科シイ属の常緑高木で、本州(福島・新潟以南)、四国、九州(南限は屋久島)、済州島である。多摩市には直径が1mを超えるスダジイの巨木が生育しており、東京都や多摩市の天然記念物に指定されている。巨木では根元に板根が観察できる。

ドングリは渋みがなく、炒って食べると香ばしくておいしい。

樹木は耐陰性、耐煙性、耐潮性があり、庭園や公園の緑化木として植栽される。材は重硬で強靭であるが、乾燥すると狂いやすいとある。椎茸の原木や薪炭材に利用される。

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